ウォーブレ奇行文

タカラトミーより配信中のウォーオブブレインズ(ウォーブレ)に関するブログです。

アグロタオシンの使い方

ここからは、実際に対戦をする上で注意すべきポイントと、

「デッキによく入っているカード」の人気の理由を解説します。

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使用デッキはこちらのアグロタオシンです。

このレシピは9月になつな!氏の投稿されたものです。

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数ヶ月前のものですが、構成がよく練られているため、現在でも割と通用します。

それでは、このデッキの使い方をご説明します。

マリガンで引きたいカード 

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このゲームではまず、先行は3枚、後攻は4枚のカードが配られます。

そして、配られたカードの中から不要なカードを選んでデッキに戻し、

戻した数と同じ枚数の手札をドローすることができます。

これを「マリガン」と言います。もちろん、1枚も交換しなくても大丈夫です。

 

マリガンで狙うべきカードは、基本的には序盤に出せる低コストのカードです。

また、先行と後攻では、デッキによって狙うべきカードが変わる場合があります。

後攻ではメモリーが貰えるため、高いコストのカードを出しやすいためです。

では、実際にアグロタオシンのマリガンで狙うべきカードを見ていきましょう。

先行の場合

先行の場合、龍の子と2コストの麒麟やテンホウを狙うパターンと、

ショウキョウからユウユウ、ラッキーに繋いでいくパターンが強いです。

f:id:konisiki334:20171205072241p:plain▲龍の子は、他に仲間がいると攻撃力が2に上昇。2コストのワンゴロウも倒せる!

 

実は、2コストのユニットには2/2のステータス(スタッツとも言う)が多く、

これを龍の子で倒すことで自分の後続ユニットを生き残らせたり、

ガンヴィートなどと合わせて攻撃力を上げれば更に大きな相手を倒すことも

夢ではありません。1コストで3コストのユニットを倒せれば相手よりも

大きな得をしている、ということが何となくおわかりになるでしょうか。

 

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続いて、ショウキョウの能力は、自分のソウルを+1して、さらに

相手より自分のソウルが多ければ自分の攻撃力を2にするという能力です。

ですが、後攻は試合開始時にソウルを1つ貰えるという性質上、

先行1ターン目に出すとソウルの数は相手も自分も1。つまり攻撃力は上がりません。

 

f:id:konisiki334:20171205080821p:plain▲ショウキョウが相手のユニットと相打ちになった後、ユウユウを召喚した。

 

しかし、能力とショウキョウ自身が破壊されたときのソウルを合わせると2つ

つまり、ソウルを2つ消費して復活するユウユウに綺麗に繋がるのです。

 

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さらに、効果で破壊された時にソウルを2つ得られるラッキーを出せるとGOOD!

ラッキーのガーディアン能力でユウユウを守りつつ、復活用のソウルを確保できます。

後攻の場合

後攻は手札の枚数やメモリーが増えるぶん、取捨選択の難易度も上昇します。

よくあるパターンとしては、2コストのユニットを2体と3、4コストを1枚ずつ。

あるいは2コストの代わりに1コストユニットを2枚という状況を狙うことが多いです。

後攻ならソウルを貰えて、1ターン目のショウキョウがほぼ確実に2/1になるため、

先行のときよりも更に強い動きとなります。

f:id:konisiki334:20171205083148p:plain▲ショウキョウを一気に2体出して、相手を威圧!

 

モリーを使用して2コストのカードを1ターン目、2ターン目と出していくことや、

2ターン目に3コストの強力なユニットを場に出す動きは、展開の早い

アグロタオシンデッキで決まると非常に強力です。狙っていきましょう。

同じコストのカード同士の優先順位

マリガンの時点で同じコストのカードが被ったけど、どっちを残せばいいのか……

この疑問は、初心者はもちろん、経験者でも悩むポイントの一つです。

以下に、このデッキでの基本的な優先順位をまとめました。

相手によっても変わるため、試合を重ねながら少しずつ工夫してみて下さい。

【1コスト】

龍の子>(龍の子か龍との絆が手札にあれば)雲蒸竜変
>ショウキョウ>ガンヴィート、雲蒸竜変

【2コスト】

麒麟[試]>(ショウキョウ、ラッキーが手札にあれば)ユウユウ
>(雲蒸竜変が手元にあれば)龍との絆>テンホウ>ユウユウ、龍との絆

【3コスト】

(手札にユウユウがあって、うまく繋がりそうなら)ラッキー>
アパッチ>千人将ワン、ラッキー。どちらを残すかは残りの手札を見て考える。

【4コスト】

先行なら、手札が良ければオルディアはキープしても良いが基本デッキに戻す。
後攻なら横に展開できそうならシルヴィア、そうでなければオルディア。

【5コスト】

5コストは基本的に最初の手札に欲しいカードではないので、デッキに戻そう。

各カードの採用理由

 <孤高の傭兵 ガンヴィート>

味方の攻撃力を上げることで、敵ユニットを倒したりトドメの一撃に使える。

1コストと軽いため、他のカードと組み合わせやすいことが魅力。

<龍の子、ショウキョウ>

上記での解説の通り、アグロタオシンの要。

<雲蒸竜変>

ドラゴンが場にいれば1コストで3ダメージを与えられる強力なスペル。

最悪、ドラゴンが場におらず1ダメージしか与えられなくとも案外役に立つ。

<龍との絆>

2/2のドラゴン(蛇竜)を出すスペル。中盤以降はメモリーを一つ破壊することで、

デッキからさらに龍の子を引いてくる動きも可能。

序盤は、あまりメモリーを破壊する方の選択肢は選ばないほうがよい。

麒麟[試]>

4/4という圧倒的能力値を持つものの、ターン終了時に攻撃力-1と1ダメージを

受ける効果が発動するため、実質3/3。それでも十分強い。

ダメージを受ける仕様上、体力1の状態でターンを終了すると自壊する。

<災厄の使徒 テンホウ>

2コストで3/2という高攻撃力が魅力。麒麟と違いターン経過での弱体化もない。

ただ、体力2は2コストのユニットやスペルで倒されやすく、自分に3ダメージが

飛んでくるということもあり、麒麟[試]のほうが優先される。

夜魂妖女 ユウユウ

ソウルが2以上あると、ソウルを2消費して復活する2/2のユニット。

復活するというのは、実質手札から2コスト払ってユニットを出すことと同じ動き。

つまり、2ソウルを2コスト+手札1枚に変換できる強力な効果。

ユウユウを含めた2体以上のユニットが破壊されたときは、まず破壊された

ユニットのソウルが溜まって、それからソウルを消費して復活する。

そのため、相手が一気に倒そうとしてもユウユウだけ仲間のソウルを使って

しぶとく生き残ることがままある。長く場に残せるように工夫しよう。

ユウユウが倒された時には、本人の効果でソウルが貯まらないので、要注意。

怒りの千人将 ワン

味方が破壊されると攻撃力が上昇する。そのままでも3/2/3と標準的な強さ。

地味に「戦士」であるため、後述のシルヴィアとの相性も良い。

<ラッキー>

味方を守りつつソウルを貯められる。ユウユウとの相性抜群。

早い段階でソウルが溜まったら、ソウルバーストの復活も狙っていこう。

狂葬者 アパッチ

3/4/3という狂った強さを持つ。パワーで相手を圧倒しよう。

相手への攻撃は勿論、ガーディアンのユニットを突破する際にも役立つ。

終戦のオルディア>

5/5という6コスト以上相応の能力を持ちながら、両者のスペルのコストを1上げて

敵の除去スペルを妨害する効果まで持つ強力なゲームチェンジャー。

ただし、対戦相手以外に攻撃できないという大きな弱点がある。

邪魔なユニットを倒せないだけでなく、相手にガーディアンがいると、

ガーディアンに攻撃できない=何もできないという状況になってしまう。

よくガーディアンが多いデッキと当たるなら、抜いてしまっても良いかもしれない。

追憶の聖戦士 シルヴィア

味方全員の攻撃力か体力を1上昇させる(自分も効果の対象に含む)。

絵師がニセコイの作者なので、よくニセコイと呼ばれる。

さらに、ユニットが戦士ならインパクトかガーディアンを付与することができる。

数で勝負するこのデッキではもの凄く強い。少しお高いが是非作っておこう。

インパクト……相手ユニットを破壊したとき、普通なら相手の体力を超えた分の
ダメージが無駄になるが、インパクトがあると超えた分のダメージが対戦相手に
与えられる(例:体力1の相手に4ダメージ与えると、4-1=3ダメージが相手に加わる)

<先手必勝>

ユニット、または対戦相手に4ダメージを与える。

邪魔な相手を倒したり、強引にトドメを刺しにいったりと使い勝手が良い。

対戦相手に4ダメージを与えるとメモリーが一つ減るため、そこは注意。

機械鎚のウルゴ・バシュー

書いてあることが長いが、要するにユニット一体に3ダメージを与えつつ、

自分と相手の体力を3減らす効果を持った1/1。

対戦相手と敵ユニットに3+3の合計6点ダメージを与えるフィニッシャー。

オーバーヒートでも出せるので、手札にこのカードがある時は、

相手にトドメをさせるかどうかよく考えてから行動しよう。

立ち回りについて

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製作者本人のガイドが詳しいので、そちらを御覧ください。お前丸投げかよぉ!?

使っていて悩むポイントがあれば、私で良ければ相談に乗りますので、

コメントやツイッターにご一報下さればと思います。

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まとめ

今回紹介したアグロタオシンは、非常に基本に忠実なアグロデッキです。

基本的に、デッキというものは各カードごとのシナジーを重視して作られる

ことがおわかりいただければ幸いです。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。